語学学校のメリット・デメリットとは?独学がオススメなのは○○な人!
こんにちは!Yui(@yuikphoto)です。
私はカナダでもオーストラリアでも、一度も語学学校に通ったことがありませんでした。
なので私が誰かにアドバイスする機会があるときは毎回語学学校に行かないことを勧めていますが、一度実際に学校に通っていた人の体験を聞かないと、中立な立場から話せない気がしていました。
そう思っていたある日、以前私と同じくカナダのバンクーバーに住んでいたLeeさんに、語学学校に通うメリットとデメリットについてインタビューする機会がありました!
Leeさんの記事はこちら!
私の似顔絵がハチャメチャに可愛くて自惚れそうです。
ぜひ見てください!
今回はLeeさんに伺った語学学校に行くメリット/デメリットと、私の体験に基づいた語学学校に行かないメリット/デメリット、さらに独学での勉強方法についてお伝えします!
目次
Yui:本日はよろしくお願いします!
ではLeeさん、早速ですが語学学校に通っていて良かった!と思う事を教えてください!
Lee:よろしくお願いします!
そうですね、やっぱり第一に友達ができやすい事でしょうか。
クラスが一緒な人たちは英語能力もほぼ同じなので、会話が楽しいんです。
語学学校に通うメリット
同じ学校内で友達がたくさんできる!
多くの語学学校はレベルごとにクラスが分かれているので、そこで友達になる人たちは自然と英語レベルも似通っていることになります。
英語を学び始めたばかりの人でも、身振り手振りで意外と会話が成り立つんです。
Yui:なるほど!お互いに一生懸命伝えようとするので英語でコミュニケーションをとるという行為にだんだん抵抗がなくなっていくんですね!
Lee:そうすることで、間違っていてもいいからとにかく喋る、ということを実践しやすいと思います。
Yui:それは最初のうちは特に大事ですよね。
英語は喋らないと伸びないのは間違いないですからね。
Lee:もうひとつのメリットは宿題です。
学校が終わってからも宿題をしなければいけないので、結果的に英語に触れている時間が長いんですよね。
学校は宿題があるところがほとんどなので、英語に触れる機会が多い
授業での復習として宿題が毎日出される語学学校は多いです。
学校によっては休日の宿題量がかなり多いところもあるようですが、その分否が応でも勉強するのでその点でも学校探しは重要ですね!
Yui:学校での授業と宿題を毎日こなしていくとなると、 結果的に勉強時間は長くなりそうですね!
Lee:学校帰りに友達と宿題をしたりおしゃべりしたりと充実した時間が過ごせたと思います。
語学学校に通うデメリット
Yui:メリットの面は分かりました!
ではデメリットの方を教えてください!
Lee:やっぱり費用面では語学学校は負担になりやすいと思いますね。
お金がかかる
学校によってピンキリですが、平均的には一ヶ月10万円程度です。
友達ができると外食に行く機会が増えるもの。
お金に余裕がないと、その他の生活を切り詰めることになりそうです。
Yui:金銭面は切実ですね。他は何かありますか?
Lee:授業時間が長いことですかね。私の通っていた学校はスパルタ系だったので、宿題の量も多かったですし。
時間が拘束される
多くの語学学校はフルタイム(1日)で授業があるので、自由な時間は学校の後と週末になります。
特に日本で学校に通う期間を決めてお金を払ってしまうと、途中で学校を辞めてもほとんどの場合戻ってこないので、3~6ヶ月など長期間の契約をするときは注意が必要です。
語学学校に行かないメリット
Yui:ありがとうございました!次は語学学校に行かないメリットについて伝えたいと思います!
Lee:お願いします!
Yui:やっぱり一番はお金がかからないことですね!
多分勉強に使った分だけで言うと総額10万円もかかってないと思います。
お金がかからない
毎日のように見ていたNetflix代、日々のコーヒー代、参考書代、チューター代(2ヶ月分)、全部合わせても10万円以内で収まっていたはずです。
スピーキングは主にダウンタウンのカフェで毎日開催されているMeetupのConversation Club(会話クラブ)に行って2、3時間毎日誰かと英語で会話していました。
ここで出会った友達から芋づる式に友達が増えていきました!
特にバンクーバーでは知らない人の誕生日パーティーに誘われるなんてことは珍しくなく、基本的にみんなどんなパーティーにも誘ってくれます。
なので積極的に人と話していれば、友達を作るチャンスはごろごろ転がっているんです!
Lee:そんなミートアップがあるんですね!
たしかにホームパーティーがやたら多かったような・・・
Yui:最初は私がそのパーティー行っていいの?って思ってたけど、こっちのオープンな感覚の方がとっても居心地が良かったです。
あと大きいなと思ったのが時間ですね。
時間がいつでも自由に使える
私の場合、バンクーバー生活の最初の2週間ほどは、毎日カメラを持ってダウンタウンを徘徊 歩き回り、おしゃれなカフェやビーチを思う存分堪能していました。
その中で道を聞いたり、バスキング(路上でパフォーマンスをすること)を見ている人に話しかけたり、生の英語を聞くことに重点を置いていました。
座学は住んでいるところにちょうどいい机が無かった為、基本的に州立図書館かカフェでしていました。
Lee:気ままな感じがいいですね。私は知らない人に話しかけるのが苦手です。
Yui:確かにいきなり話しかけるのはハードル高いです。
最初はカフェの店員さんと毎回雑談をする!など目標を決めていました。
あと町をブラブラしていると暇そうなおじさんやおばさんが向こうから話しかけてくれたりもします。笑
カッコよく撮ってくれよ!って言いながら決めポーズまでしてくれます。笑
Lee:(暇だったんだなあ)
そういえば、Yuiさんは学校に行かずにどうやって勉強してたんですか?
Yui:(暇だと思われてるだろうな)
えっとですね、基本的には朝起きてカフェでチューターと2時間ほど会話、そのまま図書館で参考書をやって飽きたら街をブラブラ。
夕方になったらまたカフェでミートアップに参加して夜はNetflix三昧というのが、仕事を見つけるまでのルーティーンでしたね!
自分のペースで英語に投資できる
学校に通わない分金銭的には余裕があったので、たまにチューターを雇ってみたり、好きな参考書を本屋さんで探して勉強していました。
私が2ヶ月ほど頼んでいたチューターさんは、実践的な英語力を養う為、毎回カフェのざわざわした中で会話をする方針でした。
最初は何を言っているのか全く分からない時期がありましたが、スパルタ教育の甲斐あって私のリスニング力は鍛えられ、今では平均より高い方だと思っています。
ちなみに私が使っていた参考書はこれ。
- 作者: Raymond Murphy,William R. Smalzer
- 出版社/メーカー: Cambridge University Press
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説明も英語なので、文法用語も英語で学ぶことができて良かったです。
今はアプリバージョンもあるみたいですね!
語学学校に行かないデメリット
Lee:それではデメリットはどんなことがありますか?
Yui:まず私が感じたのは孤独感ですね。
学校に行っていないと、誰ともスタートが被らないので、友達ができるまでは友達がゼロなわけです。(当たり前)
自分から積極的に動かないと友達ができない
海外は友達を作るハードルが低いとはいえ、自分できっかけを作らなければ何も始まりません。
積極的に人に話しかけたり、人が集まる場所に出向くのは大事なことです。
自分が動いたことでたくさんの人と繋がりを持てたら嬉しさも倍増ですよ!
Lee:確かに最初からクラスメイトがいるわけじゃないですもんね。
Yui:だからこそ必死になれるんです!笑
あとは調子が悪い時にモチベーションが下がることですね。
モチベーションの維持を自分でしなければいけない
私は最初の方に飛ばしすぎて、2、3ヶ月目あたりに勉強にあまり身が入らない時機がありました。
調子が悪い時は大人しくNetflixを漁ってビーチ沿いを散歩したり、友達とひたすら遊ぶことで調子を取り戻しました。
それからちょうどいいペース配分を意識するようになりました。
Lee:気分が乗らない時は自分でなんとかするしかないのが独学の辛いところなんですね。
Yui:勉強友達を作るのも大切だと思いましたね。
その頃出会った勉強ができる友達には、毎日図書館に行くのを付き合ってもらったりしたのでとても感謝しています。
以上が主なデメリットでした。
Lee:学校に行かない人の生活スタイルが垣間見えました。
ありがとうございました!
Yui:こちらこそ、語学学校のことがより具体的に想像できるようになりました!
ありがとうございました!
こんな人には独学がオススメ!
冒険するのが好きな人
自分の身ひとつでいろんな場所に飛び込んでつながりを作るのが好きな人は、独学に向いていると思います。
不測の事態が起こってもワクワクできる人はどんどん外に飛び出しましょう!
一人の時間も好きな人
自由な時間に図書館やカフェで勉強できるので、かなり気ままな生活ができます。
やるもやらないもあなた次第!
みんなが学校に行っている間にNetflixでひたすら海外ドラマを英語音声・英語字幕で見まくるのも立派な勉強です。
Netflixは海外ではもともと日本語字幕なんか無いので、自然と英語漬けになります。オススメです。
いかがでしたか?
近頃よく目にする語学学校に行くべきか、行かないべきか、という話題を両方の視点から見られたのは貴重な経験でした。
この記事を参考にしてこれからの英語学習に役立てていただけたら幸いです。